第10回『服飾史研究会』報告

5月19日 横浜美術館にて「ファッションとアート 麗しき東西交流展」を見学しました。

19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、横浜を一つの拠点とする東西の文化交流が、
人々の生活や美意識にどのような影響を及ぼしたのかを紹介しています。
見学の前に、佐々井先生からプリントをいただいて展示内容の説明を受けたため、より興味深く見学できました。

西洋製テキスタイルに取り入れられた日本の柄やモチーフの織物で作られたドレス。
着物の形から抜き衣紋、引き裾、まゆ型のシルエットが西洋のデザインに影響をあたえたドレスなど
他にも数多くの展示で、とても充実した内容でした。

今回の「ファッションとアート麗しき東西交流展」は6月25日までの展示です。
横浜美術館

横浜美術館で 左側600
横浜美術館で 右側 600

第9回『服飾史研究会』報告

4月26日 文化学園服飾博物館にて「ヨーロピアン・モード」を見学しました。

宮廷が流行を生みだした18世紀のロココ時代から、産業の発達や社会の変遷とともに変化する19世紀、
若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信元とする約250年の女性モードの
変遷を年代別ドレスの展示を見ながら、ところどころで佐々井先生から説明を聞きました。
変遷の中で「黒」のドレスや服飾品にも注目していて、19世紀後期以降、黒いドレスは喪服としてだけでなく
流行としても受け入れられるようになったそうです。
19世紀後期から、デザイナーが黒一色の中に個性を光らせた20世紀後半の「リトル・ブラック・ドレス」は
さすがに、どれも非常に素敵で現代でも着用できるような洋服でした。

今回の「ヨーロピアン・モード」展は5月16日まで展示です。
文化学園服飾博物館
文化学園服飾博物館

ヨーロピアン・モード ポスター


第8回『服飾史研究会』報告

3月2日 自由が丘「岩立フォークテキスタイル ミュージアム」にて
『第10会展 煌めく刺繍布 フルカリ 針で綴る華やかな世界』を見学しました。

今回展示されている「フルカリ」は、独立以前のパンジャーブ地方の農村で
女性たちに愛用されたベールです。
「フル」は花、「カリ」は仕事、花の刺繍を意味することだそうです。
地布は自家製の木綿を紡いだ糸を細巾に手織りし、3枚を接ぎ合わせて大きな布に仕立て、
茜や藍を使って 赤茶色や濃紺、紫などに染め上げてあり、それぞれの色には意味があるようです。
刺繍糸は撚られていない絹の真綿糸が用いられ、主にダーニングステッチで埋め尽くされています。
西パンジャーブ(パキスタン)では幾何学文様、東パンジャーブ(インド)では具象文様が多く
動物や人物、憧れの装身具、娯楽のゲーム盤など愉しい暮らしの図が刺繍されています。
室内では写真撮影不可でしたので、下の写真は入り口前に展示されていたフルカリです。
汽車が真ん中に刺繍されており、車輪や汽車の黒い煙まで刺繍されていました。

今回のフルカリ展は3月18日まで 木・金・土曜日の10時から17時開館
参照 岩立フォークテキスタイルミュージアム

岩立 フルカリ



第7回『服飾史研究会』報告

1月25日、マリメッコ展を見学してきました。

ヘルシンキで創業された「マリメッコ」のファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、
デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料など、計200点以上を通して、マリメッコの60年に
わたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介する展覧会でした。
日本人男性デザイナーの脇阪克二さんや石本藤雄さんも マリメッコの歴史上重要な役割を果たしたと
取り上げられていて、とても嬉しく思いました。
ヴィンテージドレスの中には、ジャクリーン・ケネディが所有していたというドレスも紹介されており、
その他のヴィンテージドレスでも マリメッコの大胆で斬新な柄を活かすようなシンプルなデザインで
上手く使われていて現代でも十分着られるように感じました。

2月12日まで開催中です。ご興味のある方は是非どうぞ。

参照 マリメッコ展

マリメッコ展

第6回『服飾史研究会』報告

12月14日、浅草アミューズミュージアムに見学に行きました。

特別展「BORO 美しいぼろ布展」
 ~人間はどれだけ貧しくてもおしゃれをする~
見学に行く前から、副題に惹かれるものがあったのですが
継ぎ接ぎ布でも、色や柄、配置を考えて組み合わせたり、
こぎん刺しや刺し子など手間をかけ、布に丈夫さという機能を
加えながら見た目も美しくしたりと、おしゃれ心が感じられました。
小さな端切れも捨てずに大切に再利用していた事などからは
物が溢れる消費文化の現代を考えさせられました。
常設展の展示は 民俗学者・田中忠三郎が収集した資料の中から
BOROや古民具などがあり、鮭の皮とアザラシの皮から作られた
ブーツには底に背びれが付いていて、滑り止めの役割を果たして
いたという説明文と実物に、皆が驚きの声をあげていました。
他にも非常に興味深い内容の数々の展示があり、浅草寺 二天門
すぐそばという場所柄からもお勧めのミュージアムです。
浅草アミューズミュージアム
鮭皮ブーツ こぎん刺し
伊達ゲラ



第5回『服飾史研究会』報告

11月10日 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて
『マリー・アントワネット展』を見学しました。

マリー・アントワネットに関する数多くの絵画や愛用の品々、
再現されたプライベート空間、フェルセン伯爵との手紙などもあり、
ところどころで佐々井先生の説明を受けながら非常に興味深く
鑑賞する事が出来ました。

2017年2月26日まで開催中ですので、興味のある方は是非どうぞ
http://www.ntv.co.jp/marie/highlight/

第3回『服飾史研究会』報告

7月20日、東京庭園美術館にて『こどもとファッション』の見学会をしました。

展示は18世紀のフランス宮廷の男女の衣装とこども服から始まり、それぞれに時代の子ども服が当時の女性のドレスのミニチュアでしたが、19世紀後半のアリスやグリウェーの少女服や小公子の男児服が流行したことが作品と挿絵によって知ることができました。

日本の子供の着物や明治以降の子供の洋服が展示されていて、興味深く見学しました。
夏休み期間中も開催されているので、ご家族で見学されるのも楽しみですね。 
↓クッリックして東京庭園美術館のHPをご覧ください。
東京庭園美術館
↓パンフレットをご覧ください!
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第2回 服飾史研究会のご報告

第2回 服飾史研究会 西洋更紗『トワル・ド・ジュイ展』見学を終えて
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今も私達の服やインテリアなど、色々な場所でなじみのある柄の展示会でした。佐々井先生の説明を聞きながら、素敵な柄を次々と見学し充実した1日になりました。今、テレビでも、黒柳徹子がお知らせをしていますね。7月31日まで『Bunkamuraザ・ミュージアム』で開催しています。
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