秋の見学会のご報告
2017年10月29日(日) 長野県須坂市の「田中本家」に見学に行きました。
19回生から39回生の16名が参加、長野県内からはお一人の参加で
他の皆様は首都圏から新幹線や車を利用しての参加となりました。
「田中本家」では、企画展『コドモノクニ』~童画とファッションとおもちゃ~や
常設展、お庭などを説明を聞きながら見学。


現在の館長の祖父が、展示子供服を着用していた田中太郎さん。
太郎さんの姉の田中千よふさん(大正5年生)が日本女子大の卒業生という事で、
館長は、日本女子大 衣の会の見学にご縁を感じて喜んでいらしたようでした。
三越呉服店や松坂屋で誂えた子供服や、今でも色鮮やかで状態のよい
「コドモノクニ」の冊子の数々もとても興味深い物ばかりでした。


昼食は、田中本家のお休み処で、江戸料理を再現した「橘弁当」を
美味しくいただき、その後解散、それぞれで蔵の街 須坂を見学し帰途につきました。
19回生から39回生の16名が参加、長野県内からはお一人の参加で
他の皆様は首都圏から新幹線や車を利用しての参加となりました。
「田中本家」では、企画展『コドモノクニ』~童画とファッションとおもちゃ~や
常設展、お庭などを説明を聞きながら見学。




現在の館長の祖父が、展示子供服を着用していた田中太郎さん。
太郎さんの姉の田中千よふさん(大正5年生)が日本女子大の卒業生という事で、
館長は、日本女子大 衣の会の見学にご縁を感じて喜んでいらしたようでした。
三越呉服店や松坂屋で誂えた子供服や、今でも色鮮やかで状態のよい
「コドモノクニ」の冊子の数々もとても興味深い物ばかりでした。




昼食は、田中本家のお休み処で、江戸料理を再現した「橘弁当」を
美味しくいただき、その後解散、それぞれで蔵の街 須坂を見学し帰途につきました。


ワークショップのご報告
2017年6月8日 衣の会会員主催による新一年生を対象としたワークショップが開催されました。
今年は「ワッフルコーンのアイスクリームチャーム」作りで、手作りの会の方々が材料や作り方を
用意して、当日は直接ポイントを教えて下さいました。
参加人数が少ないのは残念でしたが、佐々井会長も赤いイチゴの粒々を黒糸でステッチして
オリジナル作品を作り、衣の会の幅広い年代が一緒に和やかに楽しめる時間でした。
新一年生が一生懸命に作り、出来上がった可愛らしいチャームに満足している様子は初々しく、
後輩のそういう姿を見られるのは衣の会のワークショップならではですね。
作り方を掲載いたしました。続いて当日の様子を写真でご覧ください。













今年は「ワッフルコーンのアイスクリームチャーム」作りで、手作りの会の方々が材料や作り方を
用意して、当日は直接ポイントを教えて下さいました。
参加人数が少ないのは残念でしたが、佐々井会長も赤いイチゴの粒々を黒糸でステッチして
オリジナル作品を作り、衣の会の幅広い年代が一緒に和やかに楽しめる時間でした。
新一年生が一生懸命に作り、出来上がった可愛らしいチャームに満足している様子は初々しく、
後輩のそういう姿を見られるのは衣の会のワークショップならではですね。
作り方を掲載いたしました。続いて当日の様子を写真でご覧ください。













ワークショップのご報告
2016年6月9日 衣の会の会員主催による新一年生を対象としたワークショップが終了致しました。
今回は「こぎんざし」がテーマでした。
↓に作り方を掲載致します。マウスを当ててクリックして、拡大してご覧ください。
≪こぎん≫
こぎん刺しは江戸時代に青森県の津軽地方で生まれた、刺し子の技法のひとつです。当時、木綿の衣類が許されなかった農民の間で、麻の野良着の保温と補強のために始まったと言われています。
布の織り目を数えながらなみ縫いのように進めていきます。模様には『花こ』『うろこ』『猫の足』『べこ刺』など農村の生活や自然の中にあるものが使われています。
ヨーロッパにも似た模様の刺繍があり、生活に密着した人々の知恵だったようです。
世界のファッション界で活躍してきた三宅一生氏も 初期作品に刺し子のモチーフを活かしたものがあり、現在、世界から日本の伝統工芸の良さが注目されています。
ワークショップでは刺しやすいように、こぎん糸ではなく刺し子糸を使用しましたが、こぎんは保温の役割があるため、刺し子糸より太いです。
また、『江戸紫』『緑青色』『萌木』『琉璃紺』『空色』『赤紫』『紅色』『ひまわり』『ピンク』の9色の糸を用意しました。






今回は「こぎんざし」がテーマでした。
↓に作り方を掲載致します。マウスを当ててクリックして、拡大してご覧ください。

≪こぎん≫
こぎん刺しは江戸時代に青森県の津軽地方で生まれた、刺し子の技法のひとつです。当時、木綿の衣類が許されなかった農民の間で、麻の野良着の保温と補強のために始まったと言われています。
布の織り目を数えながらなみ縫いのように進めていきます。模様には『花こ』『うろこ』『猫の足』『べこ刺』など農村の生活や自然の中にあるものが使われています。
ヨーロッパにも似た模様の刺繍があり、生活に密着した人々の知恵だったようです。
世界のファッション界で活躍してきた三宅一生氏も 初期作品に刺し子のモチーフを活かしたものがあり、現在、世界から日本の伝統工芸の良さが注目されています。
ワークショップでは刺しやすいように、こぎん糸ではなく刺し子糸を使用しましたが、こぎんは保温の役割があるため、刺し子糸より太いです。
また、『江戸紫』『緑青色』『萌木』『琉璃紺』『空色』『赤紫』『紅色』『ひまわり』『ピンク』の9色の糸を用意しました。






秋の見学会のご報告
充実でした! 秋の見学会 「日本民芸館」「旧前田邸」「トルコ文化センター」
2015年11月11日(水)9時45分、15名の参加者が京王井の頭線「駒場東大前」に集合し「日本民芸館」「旧前田邸」「トルコ文化センター」の見学をしました。心配された天候でしたが、快晴で気温も丁度良く、ウォーキング日和でした。駒場東大前から最終地点の代々木上原までは4kmほどの道のりのため、足が痛くなるかもしれないとの心配もありましたが、見学とおしゃべりを交えながらの散策は足の痛みもなく楽しいものでした。見学先はバラエティーに富んでおり、それぞれに違う趣があって、参加者の皆さんからは充実した見学会だったとの感想をいただきました。東大校内のフレンチ”ルヴェ ソン ヴェール”で頂いたランチも、お値段の割に満足のゆくものでしたので、ポイントがアップしたかもしれません。
【日本民芸館】




民芸館に向かって散策開始!「日本民芸館」 ”民芸”運動の本拠地です。思想家の柳宗悦によって企画され、多くの賛同者の援助を受けて1936年に開設されました。”民芸”とは、柳宗悦らが唱えた、生活の中で器や道具、繊維製品、インテリアなどに使用されている品々の中にある「美」の概念だそうです。陶磁器、染色、木漆工、絵画、金工、編組など、様々なジャンルの品が17000点もあるそうです。この日は、型絵染の芹沢銈介氏の作品が公開されていました。学芸員の方から説明を伺ってから自由見学。屏風、着物、下絵図、雑誌の装丁図、絵画などのほか、同氏のコレクションの数々が展示されており、圧巻でした。


作品は、芹沢銈介 機織図四曲屏風です。柳宗悦氏の自宅も公開されています
【昼食】
”ルヴェ ソン ヴェール”でランチをいただきました。
【旧前田邸 洋館】
午後の部出発!最初に訪れたのは「旧前田邸」です。前田邸は旧加賀藩主の前田家の第16代当主利為氏が昭和4年に本邸として建てた洋館で、重要文化財の鉄筋コンクリートの建物です。本郷にあった前田家ですが関東大震災の復興計画に伴い駒場へ引っ越してきました。前田邸の敷地の周囲には元家臣の家を配し、中には馬場もあるなど広大な土地でした。


ボランティアガイドさんから説明を受け、皆さん熱心に聞いています。現在は国、東京都、目黒区が、管理しているそうです。改装したばかりの和館の見学時間が無くなったことが残念でした。次の機会にぜひどうぞ!

階段下にはロビーから逃れてくつろげるヌックがありました。
【トルコ文化センター】
最後は、前田邸から30分ほど歩いて「トルコ文化センター」へ。ここには、東京ジャーミーというモスクがあります。


スカーフで髪の毛を覆って、モスク内へ。ちょうど、3時の礼拝を見ることができました。イスラム教とはどのような教えかを案内の方からご説明を受け、異文化に接することができました。皆さんのスカーフ姿、いかがですか。

2階には女性用の礼拝室があります。
最後に、トルコのお土産を購入し、少し薬っぽい味のする紅茶(?)をいただいて、解散しました。本当に、充実した1日でしたね!お疲れ様でした。(企画工藤記)
2015年11月11日(水)9時45分、15名の参加者が京王井の頭線「駒場東大前」に集合し「日本民芸館」「旧前田邸」「トルコ文化センター」の見学をしました。心配された天候でしたが、快晴で気温も丁度良く、ウォーキング日和でした。駒場東大前から最終地点の代々木上原までは4kmほどの道のりのため、足が痛くなるかもしれないとの心配もありましたが、見学とおしゃべりを交えながらの散策は足の痛みもなく楽しいものでした。見学先はバラエティーに富んでおり、それぞれに違う趣があって、参加者の皆さんからは充実した見学会だったとの感想をいただきました。東大校内のフレンチ”ルヴェ ソン ヴェール”で頂いたランチも、お値段の割に満足のゆくものでしたので、ポイントがアップしたかもしれません。
【日本民芸館】




民芸館に向かって散策開始!「日本民芸館」 ”民芸”運動の本拠地です。思想家の柳宗悦によって企画され、多くの賛同者の援助を受けて1936年に開設されました。”民芸”とは、柳宗悦らが唱えた、生活の中で器や道具、繊維製品、インテリアなどに使用されている品々の中にある「美」の概念だそうです。陶磁器、染色、木漆工、絵画、金工、編組など、様々なジャンルの品が17000点もあるそうです。この日は、型絵染の芹沢銈介氏の作品が公開されていました。学芸員の方から説明を伺ってから自由見学。屏風、着物、下絵図、雑誌の装丁図、絵画などのほか、同氏のコレクションの数々が展示されており、圧巻でした。


作品は、芹沢銈介 機織図四曲屏風です。柳宗悦氏の自宅も公開されています
【昼食】
”ルヴェ ソン ヴェール”でランチをいただきました。
【旧前田邸 洋館】
午後の部出発!最初に訪れたのは「旧前田邸」です。前田邸は旧加賀藩主の前田家の第16代当主利為氏が昭和4年に本邸として建てた洋館で、重要文化財の鉄筋コンクリートの建物です。本郷にあった前田家ですが関東大震災の復興計画に伴い駒場へ引っ越してきました。前田邸の敷地の周囲には元家臣の家を配し、中には馬場もあるなど広大な土地でした。


ボランティアガイドさんから説明を受け、皆さん熱心に聞いています。現在は国、東京都、目黒区が、管理しているそうです。改装したばかりの和館の見学時間が無くなったことが残念でした。次の機会にぜひどうぞ!

階段下にはロビーから逃れてくつろげるヌックがありました。
【トルコ文化センター】
最後は、前田邸から30分ほど歩いて「トルコ文化センター」へ。ここには、東京ジャーミーというモスクがあります。


スカーフで髪の毛を覆って、モスク内へ。ちょうど、3時の礼拝を見ることができました。イスラム教とはどのような教えかを案内の方からご説明を受け、異文化に接することができました。皆さんのスカーフ姿、いかがですか。

2階には女性用の礼拝室があります。
最後に、トルコのお土産を購入し、少し薬っぽい味のする紅茶(?)をいただいて、解散しました。本当に、充実した1日でしたね!お疲れ様でした。(企画工藤記)
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